「メタバース」が２８位にランク、ビジネス進化し再人気化に期待＜注目テーマ＞

★人気テーマ・ベスト１０

１　不動産関連
２　人工知能
３　半導体
４　生成ＡＩ
５　地方銀行
６　円高メリット
７　半導体製造装置
８　円安メリット
９　ＴＯＰＩＸコア３０
１０　金利上昇メリット

　みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「メタバース」が２８位にランクインしている。

　メタバースとは、インターネットを活用した３次元の仮想空間やサービスのことで、ユーザーは分身となるアバターを使って社会生活を送ることができる。一時に比べブームは落ち着いたとの見方もあるが、２月にはアップル＜AAPL＞がゴーグル型端末「Ｖｉｓｉｏｎ Ｐｒｏ（ビジョンプロ）」を発売するなか、メタバース市場を巡る動きも活発化しており、投資家からの関心も再び高まっている。

　例えば、ＫＤＤＩ<9433.T>は３月にｍｏｎｏＡＩ　ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ<5240.T>などと日本最大級のメタバースアライアンス「オープンメタバースネットワーク」を立ち上げた。住友商事<8053.T>も今月に入り、米メタバースプラットフォーム「ＲＯＢＬＯＸ（ロブロックス）」を活用し、メタバースにおけるコンテンツ提供を開始すると発表した。

　メタバース関連では、ゲームにも絡み任天堂<7974.T>やソニーグループ<6758.T>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>、グリー<3632.T>、バンダイナムコホールディングス<7832.T>など。それにＮＥＣ<6701.T>やＴＯＰＰＡＮホールディングス<7911.T>、サイバーエージェント<4751.T>などに注目したい。

出所：MINKABU PRESS