【注目】ゴールデンクロス間近の出遅れ銘柄など-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

ゴールデンクロス間近の出遅れ銘柄など

◆Mipox
研磨フィルムや液体研磨剤、研磨装置などを提供。
同社は同一素材、異種素材を直接的に貼り合わせる「接合加工」技術を有し、各種半導体ウェーハなどの幅広い素材の接合加工を提供している。直近の半導体沸騰相場の中では出遅れ感のある半導体関連として注目。チャートは安値圏からの切り返しでゴールデンクロス間近。200日線を突破できれば売り方の買い戻しも進むと見て監視。

◆ナルミヤ
子供服の企画販売。親会社はワールド。
昨日は今期業績予想の上方修正を発表。営業利益を18億円から21億円に増額し、最高益だった前期実績からの増益率は23.2％に拡大する見込み。さらに配当性向予想を純利益の35％に引き上げることを発表。期末一括配当予想を31円から41円（前期実績比+10円）に増額。業績面では暖冬の影響で冬物の販売は低調なものの、冬休み中の気温低下が売上回復につながったようだ。本日朝方は買い先行で始まり寄り高陰線。今後は株価の水準訂正が進むと見て押し目買い候補で注目。

◆ファンペップ
ペプチド医薬品メーカー。
大阪大学大学院医学系研究科との共同研究で当社が創製した開発化合物「FPP004X」はIgEを標的とした抗体誘導ペプチドで、現在、花粉症を対象疾患として前臨床試験を実施中だ。政府は花粉症の飛散量が極めて多い日には企業のテレワーク活用を呼びかけるなど、花粉症対策はもはや国策となっている。本日の相場は日本市場が3連休前、また米NVIDIAの決算を控え手控えムードが漂っており、こういった低位のテーマ株が動きやすいと見て監視している。

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