楽天地、2-10月期(3Q累計)経常は22％増益・通期計画を超過、公開買付けに伴い下期配当は見送り

　東京楽天地 <8842> [東証Ｐ] が12月6日大引け後(15:30)に決算を発表。24年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比21.6％増の11.4億円に伸び、通期計画の11億円に対する進捗率が103.9％とすでに上回り、さらに5年平均の73.9％も超えた。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した11-1月期(4Q)の連結経常損益は0.4億円の赤字(前年同期は2.2億円の黒字)に転落する計算になる。

　同時に、東宝による公開買付けに伴い、従来30円を計画していた下期配当は見送る方針とした。年間配当は30円(前期は100円)となる。

　直近3ヵ月の実績である8-10月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比7.4％増の3億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の12.3％→10.9％に低下した。

株探ニュース