東京株式(大引け)=545円高、米株高と円安を好感しアジア株上昇も追い風に
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大引けの日経平均株価は前営業日比545円71銭高の3万2169円99銭と急反発。プライム市場の売買高概算は10億9806万株、売買代金概算は2兆8936億円。値上がり銘柄数は1508、対して値下がり銘柄数は276、変わらずは50銘柄だった。
きょうの東京市場は前週末とは一転してリスク選好ムードの強い地合いとなった。日経平均は前週末に先物主導で660円あまりの急落をみせたが、同日の米国株市場では注目されたパウエルFRB議長の講演がややタカ派寄りとみられたにもかかわらず、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇した。これを受け、きょうは東京市場でも空売り筋の買い戻しの動きに火がついた。原発処理水の海洋放出を巡り中国で日本製品の不買運動などが起きていることから、インバウンド関連株への売りが目立ったが、一方で前週末に売り込まれた半導体関連株が大きく出直る展開となり全体相場を押し上げた。外国為替市場で円安が進んでいることや、アジア株市場がほぼ全面高に買われたことも、投資家心理を強気に傾けた。値上がり銘柄数は全体の8割以上を占めている。
個別では、2位以下を大きく引き離す売買代金をこなしたレーザーテック<6920.T>が大幅高となったほか、アドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>、ソシオネクスト<6526.T>、ディスコ<6146.T>といった半導体製造装置の主力株が軒並み高。キーエンス<6861.T>が高く、トヨタ自動車<7203.T>も堅調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも買いが優勢だった。メディカル・データ・ビジョン<3902.T>が値上がり率トップに買われ、日鉄鉱業<1515.T>も急速人気。エンプラス<6961.T>も値を飛ばした。
半面、資生堂<4911.T>、日本航空<9201.T>、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>が安く、三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>、マツキヨココカラ&カンパニー<3088.T>などインバウンド関連株への売りが目立っている。このほかNSD<9759.T>が値下がり率トップに売り込まれ、gumi<3903.T>も大幅安。ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884.T>も大きく下値を探った。
出所:MINKABU PRESS
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