日電硝、今期最終を一転赤字に下方修正

　日本電気硝子 <5214> [東証Ｐ] が7月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終損益は157億円の赤字(前年同期は244億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の80億円の黒字→200億円の赤字(前期は281億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益は42.8億円の赤字(前年同期は37.5億円の黒字)に転落する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結最終損益は165億円の赤字(前年同期は101億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の10.0％→-5.3％に急悪化した。

株探ニュース