大同メは連続大陽線の逆行高で2カ月ぶり新高値、成長シナリオ始動で低PBR是正へ
大同メタル工業<7245.T>は全体地合い悪に抗し無類の強さを発揮、連続大陽線で20円高の557円まで上値を伸ばす場面があった。約2カ月ぶりの年初来高値更新。軸受けメタルの専業メーカーで自動車エンジン向けで世界シェア3割を有するグローバルニッチトップ企業。モーターやパワーコントロールユニットなどのアルミダイカストに優位性があり、電気自動車(EV)向けでも積極的に需要開拓を進めている。前日の急騰に続き、きょうも利益確定売りをこなして上値を指向しているがPBR0.4倍台は依然として割安感が強い。自動車向け以外での収益案件獲得にも期待が大きい。会社側では成長投資拡大による低PBR是正に前向きな姿勢をみせており、その一環として欧州の洋上風力発電向け軸受け供給契約締結に伴う生産設備拡充に総額60億円の投資を行う。
出所:MINKABU PRESS
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