“不安定な揺れ動き”に要注意…!? - ドル円

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最新投稿日時:2023/06/28 10:35 - 「“不安定な揺れ動き”に要注意…!? - ドル円」(武市佳史)

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“不安定な揺れ動き”に要注意…!? - ドル円

著者:武市佳史
投稿:2023/06/28 10:35

◆ さらに“上値模索”… - “144円台”到達


「口先介入」への思惑にて、やはり東京タイムは“上値の重さ”が目立ちました。
しかし欧州タイム以降はこうした思惑も下火となり、徐々に“さらなる上値模索”へと転じていきました。
さらに昨日は「好内容の米経済指標」が発表されたこともあり、NYタイムはその傾向がさらに強くなりました。
こうして「日銀緩和策継続」への思惑を意識する流れは継続し、ドル円は“144.167円”へと駆け上がっていきました。

◆ 勢いは“上方向(ドル買い/円売り)”と見るのが妥当だが…?


本日の注目は「ECBフォーラム・パネルディスカッション」と見られますので、「日銀緩和策継続」への思惑はさらに加速する可能性が否めないところです。
対してそれを阻害するのは「口先介入?」と見られているだけに、勢いは“上方向(ドル買い/円売り)”と見るのが妥当といえます。
ただし本日は「スポット取引の月末最終応当日」に当たりますので、“不安定な揺れ動き”を強いられる可能性はゼロではありません。
その点をどう捉えるか…?

個人的には「金利/リスクの双方」から派生する“上方向(ドル買い/円売り)”への動きが意識されやすく、さらにそれを見越した「投機筋の動向」も本日は想定しておくべきとは考えますが、それでも“過度な期待”は控えておくべきかもしれませんね。
特に“不安定な揺れ動き”を強いられる可能性を考えれば…。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

146.789(22/11/9高値)
146.581(22/11/10高値)
146.000(大台)
145.282(ピボットハイブレイクアウト)
145.116(2022/10/27安値《2022/11/10急落時のネックライン》)
上値5:145.000(大台)
上値4:144.725(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:144.566(+2σ)
上値2:144.402(ピボット1stレジスタンス)
上値1:144.167(6/27高値《年初来高値》)
前営業日終値:144.080(大台)
下値1:143.694(6/26~6/27の38.2%押し)
下値2:143.548(6/26~6/27の50%押し、ピボット1stサポート)
下値3:143.401(6/26~6/27の61.8%押し)
下値4:143.287(6/27安値)
下値5:143.040(6/20~6/27の38.2%押し、大台)
142.928(6/26安値、ピボット2ndサポート)
142.789(+1σ)
142.644(6/23安値、6/20~6/27の50%押し、ピボットローブレイクアウト)
142.343(6/20~6/27の61.8%押し)
142.102(6/9~6/27の38.2%押し)
142.011(日足・一目均衡表転換線、大台)
141.609(6/22安値)
141.464(6/9~6/27の50%押し)

《10:20》

武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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