*07:27JST NY株式:米国株式市場は下落、6月の利上げ停止期待が後退
ダウ平均は8.89ドル安の33,300.62ドル、ナスダックは43.76ポイント安の12,284.74で取引を終了した。
地銀セクタ―が下げ止まった安心感から買いが先行して始まった。その後、5月のミシガン大学消費者信頼感指数が予想を大幅に下回り、景気減速懸念が強まったことで下落に転じた。また、同指数の長期期待インフレ率が予想外に上昇し2011年以降で最高に達したため、6月の利上げ停止期待が後退し、金利高に伴う売りが相場を押し下げた。加えて、連邦政府の債務上限問題を巡る懸念も重しになった。ただ、終盤にかけ、バイデン大統領とマッカーシー下院議長の電話会談や来週の会合が明らかになると警戒感が緩和し下げ幅を縮小した。セクター別では家庭・パーソナル用品が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。
太陽電池モジュール製造会社のファースト・ソーラー(FSLR)は欧州でペロブスカイト技術を先導するエボラ社の買収を発表し大幅高。金融サービス会社のチャールズ・シュウブ(SCHW)は4月の新規純資産136億ドル増を報告し、安心感から買われた。メディア・情報サービスのニューズ・コーポレーション(NWS)は四半期決算で調整後の1株利益が予想を上回り上昇。一方で、電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は中国で100万台のリコールを発表し売られた。化粧品メーカーのエスティローダー(EL)はアナリストの投資判断引き下げで下落。
短文投稿サイト、ツイッターのマスク最高経営責任者(CEO)は、新CEOにNBCユニバーサルの広告担当幹部のヤッカリーニ氏が就任すると発表。自身は会長と最高技術責任者(CTO)を務めることを明らかにした。
(Horiko Capital Management LLC)
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地銀セクタ―が下げ止まった安心感から買いが先行して始まった。その後、5月のミシガン大学消費者信頼感指数が予想を大幅に下回り、景気減速懸念が強まったことで下落に転じた。また、同指数の長期期待インフレ率が予想外に上昇し2011年以降で最高に達したため、6月の利上げ停止期待が後退し、金利高に伴う売りが相場を押し下げた。加えて、連邦政府の債務上限問題を巡る懸念も重しになった。ただ、終盤にかけ、バイデン大統領とマッカーシー下院議長の電話会談や来週の会合が明らかになると警戒感が緩和し下げ幅を縮小した。セクター別では家庭・パーソナル用品が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。
太陽電池モジュール製造会社のファースト・ソーラー(FSLR)は欧州でペロブスカイト技術を先導するエボラ社の買収を発表し大幅高。金融サービス会社のチャールズ・シュウブ(SCHW)は4月の新規純資産136億ドル増を報告し、安心感から買われた。メディア・情報サービスのニューズ・コーポレーション(NWS)は四半期決算で調整後の1株利益が予想を上回り上昇。一方で、電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は中国で100万台のリコールを発表し売られた。化粧品メーカーのエスティローダー(EL)はアナリストの投資判断引き下げで下落。
短文投稿サイト、ツイッターのマスク最高経営責任者(CEO)は、新CEOにNBCユニバーサルの広告担当幹部のヤッカリーニ氏が就任すると発表。自身は会長と最高技術責任者(CTO)を務めることを明らかにした。
(Horiko Capital Management LLC)
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