燦キャピタル、今期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で74%の赤字

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最新投稿日時:2023/03/17 15:00 - 「燦キャピタル、今期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で74%の赤字」(株探)

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燦キャピタル、今期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で74%の赤字

配信元:株探
投稿:2023/03/17 15:00
 燦キャピタルマネージメント <2134> [東証S] が3月17日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結最終損益を従来予想の3.5億円の赤字→6.5億円の赤字(前期は12.4億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を74.4%毀損する規模となった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1.6億円の黒字→1.3億円の赤字(前年同期は9.7億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)売上高につきましては、当社の再生エネルギー関連の投資事業として、バイオマス発電における燃料となる木材の洗浄事業の設備として水素水生成装置を取得いたしましたが、洗浄設備に必要な水量の確保が難航し、当該プラントの建設が大幅に遅滞したため当該事業が予定通り開始出来なかったこと、当社子会社所有のハワイの土地からの地代収入が借主の業績不振により回収できなくなっていること等が主な要因で、今回の業績予想数値が前回発表予想数値を下回る結果となりました。(2)営業利益及び経常利益につきましては、上記に加え、当社子会社の在庫商品の評価見直しによる評価損失を計上したことで売上原価が増加し売上総利益が減少したこと、当社子会社における人件費、業務委託費、新型コロナ関連事業における広告宣伝費、当社子会社の税務調査により賦課決定された事業税等の租税公課等の販管費が増加したこと等が主な要因で、今回の業績予想数値が前回発表予想数値を下回る結果となりました。(3)親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、上記に加え、バイオマス発電における燃料となる木材の洗浄事業が予定通り開始出来なかったことから、建設仮勘定の評価の見直しによる減損損失として特別損失を計上したこと、当社子会社の税引前当期純利益減少による法人税の減少及び税務調査により賦課決定された法人税等が主な要因で、今回の業績予想数値が前回発表予想数値を下回る結果となりました。(注)上記予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後さまざまな要因によって予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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