ETF売買動向＝16日寄り付き、日経レバの売買代金は192億円と活況

　16日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比62.2％増の436億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同61.5％増の379億円となっている。

　個別ではダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸ高配当４０指数 <1651> 、ＮＥＸＴ　金融 <1632> 、グローバルＸ　自動運転＆ＥＶ <2867> 、ＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <1577> 、グローバルＸ　ＭＳＣＩスーパーディビィデンド <2564> など11銘柄が新高値。純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　レバレッジ <2869> が3.31％高と大幅な上昇。

　一方、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> は3.38％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が187円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金192億8000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金118億8400万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が55億7600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が43億100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が20億7000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が19億8600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が16億8200万円の売買代金となっている。

株探ニュース