藤倉化、4-12月期(3Q累計)経常が67％減益で着地・10-12月期も39％減益

　藤倉化成 <4620> [東証Ｐ] が2月10日後場(14:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比67.5％減の5.4億円に大きく落ち込み、通期計画の11億円に対する進捗率は49.5％にとどまり、5年平均の85.2％も下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常損益は5.5億円の黒字(前年同期は2.2億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比39.2％減の1.8億円に落ち込んだが、売上営業利益率は前年同期の0.7％→1.1％に改善した。

株探ニュース