カッパクリエ、今期経常を一転赤字に下方修正

　カッパ・クリエイト <7421> [東証Ｐ] が2月8日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は13.4億円の赤字(前年同期は21億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の9.7億円の黒字→10.9億円の赤字(前期は18.8億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の16.9億円の黒字→3.6億円の赤字(前年同期は0.8億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は6.1億円の赤字(前年同期は1.3億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.7％→-3.5％に悪化した。

株探ニュース