化工機、今期最終を一転35％増益に上方修正

　三菱化工機 <6331> [東証Ｐ] が1月31日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比24.5％増の15.6億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の21.5億円→34.5億円(前期は25.4億円)に60.5％上方修正し、一転して35.5％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の6.1億円→19.1億円(前年同期は13.7億円)に3.1倍増額し、一転して39.3％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比67.1％減の0.2億円に大きく落ち込んだが、売上営業利益率は前年同期の0.6％→2.0％に改善した。

株探ニュース