日ダイナミク Research Memo(8):2023年3月期通期は2桁営業増益予想据え置き、さらに上振れの可能性

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最新投稿日時:2022/12/19 15:28 - 「日ダイナミク Research Memo(8):2023年3月期通期は2桁営業増益予想据え置き、さらに上振れの可能性」(フィスコ)

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日ダイナミク Research Memo(8):2023年3月期通期は2桁営業増益予想据え置き、さらに上振れの可能性

配信元:フィスコ
投稿:2022/12/19 15:28
■今後の見通し

● 2023年3月期通期連結業績予想の概要
日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>の2023年3月期通期の連結業績予想は従来予想を据え置いて、売上高が前期比2.2%増の21,000百万円、営業利益が同10.8%増の1,000百万円、経常利益が同7.6%増の1,030百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.9%増の600百万円としている。上期の進捗率は売上高が50.8%、営業利益が51.4%、経常利益が50.8%、親会社株主に帰属する当期純利益が54.1%と順調である。

IT関連事業(システム開発事業、サポート&サービス事業)の売上高計画は前期比2.3%増の14,800百万円としている。顧客企業におけるDX投資拡大を背景として順調に伸長する見込みだ。システム開発事業では生損保の既存顧客を中心とする新規領域の案件獲得、サポート&サービス事業では保守・運用の拡大を推進する。パーキングシステム事業の売上高計画は同2.1%増の6,200百万円としている。不透明感があるものの、コロナ禍の影響が和らいで緩やかな回復基調を見込んでいる。コスト面では人的資本やDX推進に伴う戦略的投資を拡大するが、増収効果や生産性向上効果などで吸収して2桁営業増益を、親会社株主に帰属する当期純利益については前期計上の減損損失が一巡して大幅増益を予想している。

全体としては保守的な印象が強く、上期の進捗率が順調だったこと、下期の構成比が高い収益特性であること、上期の営業利益押し下げ要因となった賞与引当方法変更に伴う影響が下期には軽減されること、パーキングシステム事業の売上が回復ペースを速めていること、さらなる生産性向上や業務効率化の成果が見込まれることなどを勘案すれば、通期会社予想は上振れの可能性が高いと弊社では評価している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

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配信元: フィスコ

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