<動意株・10日>(大引け)=アイフル、鹿島、ホシザキなど
アイフル<8515.T>=後場上げ幅広げ年初来高値更新。同社はきょう午前11時30分ごろ、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益が前年同期比22.4%増の121億5000万円となったことが好感されているようだ。営業収益は同8.6%増の704億200万円で着地。営業貸付金利息や信用購入あっせん収益が増加したことなどが寄与した。なお、これを踏まえ通期の営業収益予想を従来の1426億円から1448億円(前期比9.6%増)に上方修正。営業利益予想は従来通り238億円(同2.1倍)で据え置いている。
鹿島<1812.T>=後場一段高。正午、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。自社株買いも同時に発表しており、これらを好感した買いが集まった。売上高は2兆2700億円から2兆4300億円(前期比16.8%増)、最終利益は850億円から1000億円(同3.7%減)に引き上げた。建設事業での受注及び施工状況が順調に推移。海外では東南アジアでの業績回復の遅れを北米の業績が補う見込みのほか、円安効果も業績予想に織り込んだ。自社株買いは取得総数900万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.8%)、取得総額100億円を上限とする。東京証券取引所での市場買付けを通じ、11日から23年1月31日まで取得する。
ホシザキ<6465.T>=急伸、2月につけた年初来高値を更新。9日取引終了後、22年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算発表に合わせ、通期の業績予想を上方修正し、これを好感した買いが入った。売り方の買い戻しも誘発し、株高に拍車がかかったようだ。売上高の見通しは2900億円から3140億円(前期比14.4%増)、最終利益の見通しは189億円から264億円(同21.8%増)に引き上げた。最終利益は減益予想から一転して増益の計画となる。コロナ禍で落ち込んだ飲食市場が回復に向かうなか、国内を中心に需要が堅調に推移すると想定。想定為替レートも円安方向に見直し、これらの影響を業績予想に織り込んだ。
リード<6982.T>=人気加速でストップ高。同社はバンパーなどを主力とする自動車部品メーカーで、SUBARUグループ向け売上高比率が高い。9日取引終了後に23年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の5000万円から9000万円(前期は2億6800万円の赤字)に増額しており、従来比8割の上方修正となったことが株価を強く刺激した。また、想定以上の業績改善を受けて株主還元も強化し、今期年間配当は従来計画の5円から倍増の10円(前期実績も5円)にすることを発表、これも物色人気を助長している。
ASTI<6899.T>=上げ足強め新値追い。同社は9日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比6.1倍の10億4000万円となり、従来予想の8億円から上振れたことが好感されているようだ。売上高は同30.5%増の339億700万円(従来予想は330億円)で着地。ワイヤーハーネスなどの販売が増加したほか、前期に発生したベトナム拠点でのロックダウンのバックアップ生産体制の早期正常化を図ったことで当初見込んでいた経費を削減できたことが寄与した。なお、通期業績予想については売上高670億円(前期比14.0%増)、営業利益18億円(同6.4倍)とする従来見通しを据え置いている。
セグエグループ<3968.T>=ストップ高。同社はネットワークセキュリティー製品の輸入販売や、システム開発、システムエンジニア派遣などを総合的に展開しており、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)化とそれに付随した情報セキュリティー投資需要を取り込んでいる。9日取引終了後に発表した22年12月期第3四半期(1~9月)決算は、営業利益が前年同期比2倍の5億7100万円と急拡大した。これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけている。株価は気配値のまま今年1月5日につけた年初来高値786円を上抜き800円台に突入、ストップ高の880円まで水準を切り上げた。
フジクラ<5803.T>=4ケタ大台乗せ。8月25日につけた年初来高値1013円を一気に上抜きストップ高。同社は9日取引終了後、23年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の500億円から685億円(前期比79%増)に大幅増額した。欧米など海外のデータセンター向けにトラフィック量が増大しており、これに伴う通信線の需要拡大が収益を押し上げる。また、ドル高・円安進行による為替メリットも発現する。好業績を背景に今期の年間配当も大幅に上乗せ、従来計画の16円を26円に10円増額することも発表しており、これを材料視した投資資金が流入した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
鹿島<1812.T>=後場一段高。正午、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。自社株買いも同時に発表しており、これらを好感した買いが集まった。売上高は2兆2700億円から2兆4300億円(前期比16.8%増)、最終利益は850億円から1000億円(同3.7%減)に引き上げた。建設事業での受注及び施工状況が順調に推移。海外では東南アジアでの業績回復の遅れを北米の業績が補う見込みのほか、円安効果も業績予想に織り込んだ。自社株買いは取得総数900万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.8%)、取得総額100億円を上限とする。東京証券取引所での市場買付けを通じ、11日から23年1月31日まで取得する。
ホシザキ<6465.T>=急伸、2月につけた年初来高値を更新。9日取引終了後、22年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算発表に合わせ、通期の業績予想を上方修正し、これを好感した買いが入った。売り方の買い戻しも誘発し、株高に拍車がかかったようだ。売上高の見通しは2900億円から3140億円(前期比14.4%増)、最終利益の見通しは189億円から264億円(同21.8%増)に引き上げた。最終利益は減益予想から一転して増益の計画となる。コロナ禍で落ち込んだ飲食市場が回復に向かうなか、国内を中心に需要が堅調に推移すると想定。想定為替レートも円安方向に見直し、これらの影響を業績予想に織り込んだ。
リード<6982.T>=人気加速でストップ高。同社はバンパーなどを主力とする自動車部品メーカーで、SUBARUグループ向け売上高比率が高い。9日取引終了後に23年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の5000万円から9000万円(前期は2億6800万円の赤字)に増額しており、従来比8割の上方修正となったことが株価を強く刺激した。また、想定以上の業績改善を受けて株主還元も強化し、今期年間配当は従来計画の5円から倍増の10円(前期実績も5円)にすることを発表、これも物色人気を助長している。
ASTI<6899.T>=上げ足強め新値追い。同社は9日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比6.1倍の10億4000万円となり、従来予想の8億円から上振れたことが好感されているようだ。売上高は同30.5%増の339億700万円(従来予想は330億円)で着地。ワイヤーハーネスなどの販売が増加したほか、前期に発生したベトナム拠点でのロックダウンのバックアップ生産体制の早期正常化を図ったことで当初見込んでいた経費を削減できたことが寄与した。なお、通期業績予想については売上高670億円(前期比14.0%増)、営業利益18億円(同6.4倍)とする従来見通しを据え置いている。
セグエグループ<3968.T>=ストップ高。同社はネットワークセキュリティー製品の輸入販売や、システム開発、システムエンジニア派遣などを総合的に展開しており、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)化とそれに付随した情報セキュリティー投資需要を取り込んでいる。9日取引終了後に発表した22年12月期第3四半期(1~9月)決算は、営業利益が前年同期比2倍の5億7100万円と急拡大した。これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけている。株価は気配値のまま今年1月5日につけた年初来高値786円を上抜き800円台に突入、ストップ高の880円まで水準を切り上げた。
フジクラ<5803.T>=4ケタ大台乗せ。8月25日につけた年初来高値1013円を一気に上抜きストップ高。同社は9日取引終了後、23年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の500億円から685億円(前期比79%増)に大幅増額した。欧米など海外のデータセンター向けにトラフィック量が増大しており、これに伴う通信線の需要拡大が収益を押し上げる。また、ドル高・円安進行による為替メリットも発現する。好業績を背景に今期の年間配当も大幅に上乗せ、従来計画の16円を26円に10円増額することも発表しており、これを材料視した投資資金が流入した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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