バイタルＫＳ、上期経常を24％下方修正、通期も減額

　バイタルケーエスケー・ホールディングス <3151> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(16:30)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の32億円→24.2億円(前年同期は23.5億円)に24.4％下方修正し、増益率が35.9％増→2.8％増に縮小する見通しとなった。
　上期業績の悪化に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の53億円→49億円(前期は58.3億円)に7.5％下方修正し、減益率が9.2％減→16.0％減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2022年10月28日に、当社グループの一部の取引先が東京地方裁判所に自己破産を申請し、その後当社は破産手続開始決定通知書を受領しました。また、2022年11月７日に、当該取引先の親法人による債権者向け説明会の結果を受け、当社グループが保有する債権において、取立不能のおそれが生じたと判断し貸倒引当金を計上したことで、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益（通期においては、当期純利益）がいずれも前回予想を下回る見込みとなりました。なお、2022年10月28日に公表いたしました配当予想の修正については変更ありません。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、 様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。