ＴＯＹＯ、今期経常を一転7％増益に上方修正・7期ぶり最高益、配当も10円増額

　ＴＯＹＯ　ＴＩＲＥ <5105> [東証Ｐ] が8月10日午前(11:00)に決算を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比31.8％増の385億円に拡大し、従来予想の300億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の530億円→600億円(前期は559億円)に13.2％上方修正し、一転して7.3％増益を見込み、一気に7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比19.5％減の214億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の70円→80円(前期は76円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比36.1％増の179億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の14.5％→8.0％に大幅低下した。

株探ニュース