◆ “仕掛け的な動き”にて… - 135円台到達
「インフレ・ピークアウト観測」が剥落した先週末の流れは、週を跨いでも継続しました。
「米大幅利上げ長期化」との見方から“3.20%”へと米10年債利回りが上昇する中、ドル円は“チャート上の節目(02/1/31高値:135.155円)”へと到達しました。
その後は“3.43%”へと前者がさらに上値を伸ばしたのに対し、後者は“135.180円→133.592円”へと押し戻されました。
想定した“高値達成感”の台頭が主な要因ですが、一方でNYダウが“続落(一時△1000ドル超)”しても、“リスク回避→円買い”が目立つことはありませんでした。
逆に“134円半ば(戻り高値は134.666円)”へと値を戻すなど、あくまでも“利益確定売りの一環”と見るのが妥当といえそうです。
◆ 基本は“膠着(様子見)”だが…?
このため本日も、昨日と同様のことがいえそうです。
FOMCを控えて“金利選好→ドル買い(+円売り)”はより一層意識されやすいと見られる中、ある程度は“織り込み済”の印象は強い。
一方で“高値達成感”はすでに台頭し、その上で“押し戻された”という格好になります。
つまり“利益確定売り”は引き続き意識しつつも、昨日に比べて“崩れる”はより一層想定しづらいと見るのが妥当…?
“昨日高値(135.180円)”を上回らない限り、“さらなる上方向”へとバイアスが向かうことはないと考えます。
このため“膠着(様子見)”が本日の基本と考えますが、“利益確定売り”が一旦入ったということは、頭の片隅に残しておきたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:135.826(+2σ)
上値4:135.180(6/13高値、02/1/31高値水準、ピボット1stレジスタンス)
上値3:135.000(大台)
上値2:134.805(6/13高値後の76.4%戻し)
上値1:134.666(6/13高値後の戻り高値)
前営業日終値:134.440
下値1:134.129(6/13安値後の50%押し)
下値2:134.000(大台、6/13安値後の61.8%押し)
下値3:133.845(6/13安値後の76.4%押し)
下値4:133.592(6/13安値、ピボット1stサポート)
下値5:133.362(6/10安値)
《10:15》
最新人気記事
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 15:56
-
-
-
今日 15:50