決算プラス・インパクト銘柄・寄付 … 三井物、双日、京王 (5月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月28日から2日の決算発表を経て6日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＴＯＡ <6809>
　22年3月期の連結経常利益は前の期比5.9％減の24億円になったが、23年3月期は前期比24.6％増の30億円に拡大する見通しとなった。

★No.2　アドウェイズ <2489>
　22年12月期の連結経常利益を従来予想の14億円→16.9億円に20.7％上方修正した。

★No.4　双日 <2768>
　22年3月期の連結最終利益は前の期比3.0倍の823億円に急拡大し、23年3月期も前期比3.2％増の850億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6809> ＴＯＡ 　　　　東Ｐ 　 +16.41 　　5/ 2　本決算　　　 24.64
<2489> アドウェイズ 　東Ｐ 　 +14.65 　　5/ 2　　　1Q　　　　　－
<8031> 三井物 　　　　東Ｐ　　 +5.43 　　5/ 2　本決算　　　　　－
<2768> 双日 　　　　　東Ｐ　　 +4.13 　　5/ 2　本決算　　　　　－
<9878> セキド 　　　　東Ｓ　　 +2.21 　　5/ 2　本決算　　　 11.61

<3738> ティーガイア 　東Ｐ　　 +0.97 　　5/ 2　本決算　　　　0.12
<9008> 京王 　　　　　東Ｐ　　 +0.10 　　5/ 2　本決算　　　151.58

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース