◆ ようやく反落… - 一時“127円半ば”
“129.401円”へとさらに上値を伸ばす場面も見られましたが、ようやく“上値追い”は後退しました。
理由として「インフレ・ピークアウト」への思惑が上げられていますが、実際のところは「G20財務相・中央銀行総裁会議」と「日米財務相会合(調整中)」を控えた“利益確定売り”と見るのが妥当でしょう。
この影響にて“2.97%→2.82%”へと米10年債利回りは低下し、そしてドル円は“約2円(129.401円→127.471円)”の下落を見せています。
◆ それでも“ポジション調整”と見るのが妥当…?
ようやく入った“利益確定売り”ということになりますが、それでも「米金利先高観」は根強いものがあります。
また昨日は無視されたものの、「日銀・5連続指値オペ」も決定されていますので、「日米金利格差拡大」をテーマとする流れは残ると見るのが妥当です。
何より押したことから、「短期筋のドル買いニーズ」が湧き出す可能性はそう低くはない(高い?)と見るのが、やはり自然な状況でもあります。
まだ“往き過ぎ”の域を脱し切れていませんが、それで「トレンド転換」を期待するのは早計と見るべき状況だと思います。
「いい押しが入った」と見つつ、再度の“上値模索”を想定したいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:129.008(+2σ、大台、ピボット1stレジスタンス)
上値4:128.664(4/20高値後の61.8%戻し)
上値3:128.436(4/20高値後の50%戻し)
上値2:128.208(4/20高値後の38.2%戻し)
上値1:128.000(大台)
前営業日終値:127.841
下値1:127.471(4/20安値)
下値2:127.244(4/14~4/20の50%押し)
下値3:127.074(ピボット1stサポート)
下値4:126.953(4/19安値、大台)
下値5:126.803(+1σ、日足・一目均衡表転換線)
《10:25》
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