ダイフクは3日ぶり急反発、EC市場拡大追い風に22年3月期営業利益を上方修正◇
ダイフク<6383.T>が3日ぶり急反発。前週末4日に昨年来安値をつけるなど株価は大底圏にあったが、きょうは値ごろ感も意識されるなかリバウンド狙いの買いが優勢だ。4日取引終了後に22年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の450億円から485億円(前期比9%増)に増額しており、これを評価する買いを引き寄せている。巣ごもり消費などを追い風とした世界的なEC市場の拡大を背景に、物流センター向けマテハン機器が好調で、半導体関連の設備投資増強の追い風も受けている。また同日、同社の子会社で6割強の株式を保有するコンテック<6639.T>をTOBによって完全子会社化(コンテックは上場廃止見込み)することも合わせて発表しており、これも株価を刺激している。なお、コンテックはTOB価格の2700円を視野にカイ気配で水準を切り上げている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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