荒川化、今期経常を31％上方修正

　荒川化学工業 <4968> が2月1日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比29.7％増の33.5億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の26億円→34億円(前期は36.5億円)に30.8％上方修正し、減益率が28.8％減→6.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の0.2億円→8.2億円(前年同期は24.8億円)に29倍増額し、減益率が98.8％減→66.6％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比45.0％減の7.8億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.0％→3.9％に大幅悪化した。

株探ニュース