◆ “ドル売り戻し”+“円買い”継続… - 一時113円半ばへ
米金融正常化を見越した警戒感は続いており、株安/債券高(金利低下)のままで先週の取引を終えています。
このため週末のポジション調整から米10年債利回りが“1.80%”に上昇する場面こそ見られましたが、逃避通貨に資金が流入しやすく、ドル円は“113.605円”へと押し下げられています。
一方で米株安にはなかなか歯止めがかかっていませんので、「このまま“タカ派寄り”を貫けるかは微妙」との見方も存在しています。
このため“114円割れ”へと押し下げられたものの、“崩れる”に至ることはありませんでした。
下値ではしっかり“買い戻し”も見られており、そのまま“113円後半”で先週末の取引を終えています。
◆ それでもイベント前では“動きづらい”…?
今週最大の注目(FOMC)が迫る中で、基本的には“神経質な展開”が想定されるところです。
ただしそれは“結果次第”の類であるため、“一方向への動意は限定されやすい(様子見)”と見るのが自然です。
そうなると“大きな反発”につながるかは別にしても、“(先週末の下落に対する)ポジション調整”が入っても何ら不思議ではないことになります。
オーダー状況を見ると、ドル買いオーダーは“113.60-50円”に、ドル売りオーダーは“114.00-20円”にまとまって展開していると聞き及びます。
“当該レンジ内での揺れ動き”を基本としつつ、しかし“放れた方についていく”を想定したいところです。
もっともあくまでも“目先”の話になりますので、“ついていく”とはいいながらも「自ずと制限される」と考えたいところです。
引き続き、「動意づくのはまだ先」…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:114.437(週足・一目均衡表転換線、日足・一目均衡表転換線)
上値4:114.326(50日移動平均線、1/18~1/21の50%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:114.136(1/21高値、1/18~1/21の38.2%戻し、-1σ)
上値2:114.000(大台、ピボット1stレジスタンス)
上値1:113.863(日足・一目均衡表先行スパン上限)
前営業日終値:113.674
下値1:113.605(1/21安値)
下値2:113.484(1/14安値、日足・一目均衡表先行スパン下限、-2σ、ピボット1stサポート)
下値3:113.328(12/20安値、100日/20週移動平均線、ピボット2ndサポート)
下値4:113.139(12/17安値)
下値5:112.943(ピボットローブレイクアウト、大台)
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