NY株式市場(13日)生産者物価指数は市場予想を下回るーブレイナードFRB理事が公聴会に出席へ
13日のニューヨーク株式市場でダウ平均は3日続伸して取引が始まりそうだ。
ニューヨーク株式市場では過度なインフレ加速懸念が後退して長期金利が落ち着いた値動きが見られることから投資家心理の好転が続きそう。ダウ平均は寄り付きで前日までの地合いを引き継ぎ買い戻し先行で取引スタートとなりそうだ。
取引開始前に発表された週間ベースの新規失業保険申請件数は23万件と市場予想(20.0万件)を上回った一方で同じく取引開始前に発表された12月の生産者物価指数は前月比で+0.2%と市場予想(+0.4%)を下回ったものの、いずれもこれまでのところ市場への影響は限定的となりそうだ。
取引時間中では、前日のパウエルFRB議長に続いてFRBのブレイナード理事が上院銀行・住宅・都市問題委員会で副議長就任に伴う指名承認をめぐる公聴会に公聴会に出席することになっており、金融政策の方向性に関するニュースヘッドラインには細心の注意が求められよう。
ただ、ニューヨーク株式市場は、朝方の売買が一巡した後に積極的な買い材料に乏しいことから相場の上値は重たくなりそうだ。特にダウ平均は、先日の日中高値(3万6453ドル)と日中安値(3万6168ドル)を大きく上回るような値動きを期待しにくい相場環境が継続しそうな日となる。
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