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最新投稿日時:2021/12/07 10:09 - 「まだ“幅の広いレンジ内”を想定すべき…!? - ドル円」(武市佳史)

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まだ“幅の広いレンジ内”を想定すべき…!? - ドル円

著者:武市佳史
投稿:2021/12/07 10:09

◆ 「オミクロン懸念」後退 - 113円半ばへ反発


昨日はほぼ一貫して“巻き戻し”が優勢となりました。
特に『オミクロン株の重症化度合いは、それほど高くない』との認識が伝わったNYタイム中盤以降は、そうした動きが顕著となりました。
NYダウは“急反発(+646ドルは今年最大の上げ幅)”、米10年債利回りも急上昇(1.34%→1.44%)を見せる中、“112.559円”へと先週末に押しやれたドル円は“113.551円”へと持ち直しました。

◆ “リスク選好”に傾きやすいが…?


「オミクロン株の感染拡大」は続いているものの、「重症化度合いは高くない」ともなれば、「世界経済の抑制圧力」は後退すると見るのが自然です。
このため株高・債券安の流れは連鎖しやすく、“リスク選好(少なくともリスク回避の巻き戻し)”がドル円を支える可能性は十分といえます。
ただし昨日の上昇でも、“12/3高値(113.607円)”にはわずかながらも届いておりません。
このため現時点では“幅の広いレンジ内”と見るのが妥当であり、そうした中で台頭する“さらなる上値追い”への思惑は危険(微妙?)といわざるを得ないのが実状といえます。


オーダー状況を見ると、ドル買いオーダーは“113.20-00円”に、ドル売りオーダーは“113.90-114.00円”に、それぞれ切り上がっていると聞き及びます。
これに前記“リスク選好”を鑑みれば、突破する可能性は十分…。
それでもきちんと突破してくるまでは、“幅の広いレンジ内”を想定した上で、引き続き“センチメントの変化”を見極めたいところです。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン


上値5:114.023(大台、11/29高値、20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線/転換線、11/24~11/30の50%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:113.889(11/30高値、週足・一目均衡表転換線)
上値3:113.760(ピボット1stレジスタンス)
上値2:113.625(12/1高値、12/3高値)
上値1:113.551(12/6高値)
前営業日終値:113.495(50日移動平均線)
下値1:113.304(日足・一目均衡表先行スパン上限)
下値2:113.172(12/3~12/6の38.2%押し、-1σ)
下値3:113.055(12/3~12/6の50%押し、ピボット1stサポート、大台)
下値4:112.938(12/3~12/6の61.8%押し)
下値5:112.811(12/6安値)

武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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