ETF売買動向＝12日大引け、全銘柄の合計売買代金2352億円

　12日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比10.3％増の2352億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同12.6％増の2045億円だった。

　個別ではＳＰＤＲゴールド・シェア <1326> 、純金上場信託（現物国内保管型） <1540> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　金先物　ダブル・ブル　ＥＴＮ <2036> 、ＮＥＸＴ　金価格連動型 <1328> 、ＮＥＸＴ　配当貴族 <2044> など8銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではマザーズ・コア上場投信 <1563> が8.24％高、ＮＺＡＭ　カーボン・エフィシェント指数 <2567> が5.47％高、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が5.25％高、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> が4.35％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が3.85％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が332円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金957億3900万円となり東証全銘柄で3位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1068億9200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が284億6800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が213億7100万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が207億9000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が196億4600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が104億7600万円の売買代金となった。

株探ニュース