三井ハイテクなどEV関連株への攻勢続く、米テスラ株急反発で安堵感◇
三井ハイテック<6966.T>が一時370円高と値を飛ばし連日の最高値更新、1万円大台乗せを目前に捉えているほか、HIOKI<6866.T>、ニッポン高度紙工業<3891.T>など電気自動車(EV)関連の一角に投資マネーの攻勢が続いている。三井ハイテクは電動車向けモーターコアの有力メーカーでありここ改めてマーケットの注目度が高まっているほか、HIOKIはEVモーター向け電子測定器に注力中、ニッポン高度紙工業<3891.T>はEVの基幹部品であるリチウムイオン電池向けセパレータを国内外の電池メーカーに供給しており、関連有力株に位置づけられている。前日の米国株市場では今週に入り株価を大きく切り下げていたEV大手テスラ<TSLA>が急反発に転じており、これが投資家のセンチメントを改善させている。英グラスゴーで開催中のCOP26では、ガソリン車など内燃機関を持つ自動車の新車販売について主要国で2035年に、世界でも40年までに停止するとの宣言に24カ国が賛同しており、世界的なEVシフトが加速するとの思惑が高まっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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