佐鳥電機が３日続伸、デバイスソリューション好調で２２年５月期業績予想を上方修正

　佐鳥電機<7420.T>が３日続伸し年初来高値を更新している。１４日の取引終了後、２２年５月期の連結業績予想について、売上高を１０７０億円から１１６５億円（前期比１０．１％増）へ、営業利益を１０億円から１４億５０００万円（同６１．２％増）へ、最終利益を８億円から１２億円（同２．３倍）へ上方修正したことが好感されている。

　上期のデバイスソリューション事業において、リモートワーク需要の拡大によるノートパソコン用電子部品及び車載向け外資系半導体などの販売増や、調達マネジメント事業の拡大が想定を上回る見込みとなったことが要因としている。

　なお、同時に発表した第１四半期（６～８月）決算は、売上高３１１億２９００万円（前年同期比２８．８％増）、営業利益５億１１００万円（前年同期９４００万円の赤字）、最終利益４億１９００万円（同２億７４００万円の赤字）だった。

出所：MINKABU PRESS