前引け：1万1062円まで上昇、年初来高値を更新

　前引けの日経平均株価は51.61円高の11038.08円、ＴＯＰＩＸは6.87ポイント高の973ポイントで終了。東証一部の値上がり銘柄数は1188、値下がり銘柄数は388、出来高は概算で10億6391万株、売買代金は概算で6722億円でした。

　ＮＹダウが続伸、1年半ぶりの高値を更新して為替相場は1ドル＝92円台と円高が止まり外部環境は良好。東京市場はこの流れを受けて期末特有ドレッシング買い期待もあり、日経平均株価はザラバで年初来高値を更新した。

　個別では、ランド<8918.T>、フィデック<8423.T>、アーク<7873>が東証一部値上がり上位、NISグループ<8571>、あさひ<3333.T>、シティグループ<8710.T>が東証一部値下がり率上位となった。

　市場関係者からは、米国アップル社の「iPad」、「iPhone」関連としてタッチスクリーン関連銘柄、日産自動車<7201.T>が電気自動車の詳細を発表することから電気自動車関連、神戸製鋼所<5406.T>が業績上方修正したことから鉄鋼関連、UBS証券がリリースした銀行株関連に関心が集まった。

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