日本株の買いタイミングは・・・?
ようやく日本株が底打ちの気配を見せてきました。ただ、まだ底を打って再度上昇トレンド入り!というには物足りなく、底を打ったからといって安易に株を買うと痛い目を見るかもしれません。なぜなら、9月下旬から10月に入っての日本株暴落局面の要因のひとつとして
外国人投資家の日本株売りが挙げられます。
9月5週の投資主体者別売買動向を見ると海外投資家が1兆7569億円の売り越しとなっており、海外投資家が日本株をたたき売ったことが日本株暴落の要因だと考えています。海外投資家が日本株を売った要因は、
・米国株の下落
・中国の不動産バブル崩壊懸念
という要因もありますが、
・岸田新首相に対する失望売り
もあるでしょう。
海外投資家が期待していた河野氏ではなく岸田氏になったことで、新政権に対する失望売りが出たのでしょう。
そんな海外投資家が日本株を再度買ってくるとすれば、31日の衆議院選挙で与党が過半数獲得となった場合でしょう。海外投資家は不安定な政権を嫌う傾向にあります。逆に政権が安定する見込みが高まれば再度日本株を買ってくる材料にはなるでしょう。
ですので少なくとも、日本株を買うタイミングとしては、上昇トレンドに入る、11月1日以降だと考えています。それまでは日本株も一進一退を繰り返す可能性が高そうです。日本株もいったん底打ちの気配を見せてきましたが引き続き気を引き締めてトレードにのぞみましょう!