NY株式市場(20日)ダウ平均はリスクオフで3万4000ドル割れか⁈ー米国10年債利回りは一時1.30%台まで低下
20日のニューヨーク株式市場でダウ平均は急落して取引が始まりそうだ。
中国の不動産大手「恒大グループ」が経営難に陥っていることからデフォルトを警戒したリスクオフが鮮明となっている。今週控えている社債の一部利払いをめぐり会社側の支払い能力に疑義がもたれているという。週明けのヨーロッパ市場も軒並み安となっておりダウ平均は寄り付きで節目の3万4000ドルを割り込んで取引が始まりそうだ。
米国10年債利回りは、リスク回避を意識した展開から一時1.30%台まで低下しており世界的な株安の流れに対する警戒感が高まりそう。ダウ平均は、朝方の売り一巡後に20日は休場となった中国市場の動向や中国政府の対応を見極めたいとの姿勢から下値を拾う動きも限定的となりそうな一日となる。
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