東海カ、今期経常を34％上方修正

　東海カーボン <5301> が8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の106億円に急拡大し、従来の20.6％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の169億円→226億円(前期は62.6億円)に33.7％上方修正し、増益率が2.7倍→3.6倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比11倍の119億円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常損益は66.4億円の黒字(前年同期は14.1億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-2.3％→10.8％に急改善した。

株探ニュース