AIプラットフォームを提供するAI inside 株式会社(代表取締役社長CEO:渡久地 択、本社:東京都渋谷区、以下「AI inside」)は、「DX Suite」のAI-OCR機能を拡充し、読取可能な帳票として新たに非定型帳票モデル「健康診断書」に対応しましたことをお知らせします。
人事担当者や人事業務を請け負うBPOサービス、保険業界に加え、ヘルスケア関連など幅広く活用される健康診断書情報のデジタル化を支援し、企業における健康経営施策の創出や保険申込処理の迅速化による顧客満足度の向上に貢献してまいります。
背景
健康診断は年間で2,000万人(※1)近くが受診し、健康診断書は多様な用途で利用されています。
例にあげると、昨今のニューノーマルな働き方が広がる中で、人事労務業務のデジタル化や政府が推進する健康経営への対応が求められていることを背景に、健康診断書は従来の法的な対応に加え、従業員の健康改善につながる施策にも用いられています。
他にも、生命保険の新規申込時には保険会社へ健康診断書を提出するケースがあり、保険会社では受け取った健康診断書の内容をシステムへ手入力し、申込受付手続きを行っています。
さらに、近年ではヘルスケア領域の需要の高まりとともに、マイナポータルでの健診結果の連携や健康管理アプリケーションに登録できるなど、健康診断書の活用機会がますます拡大しています。
このようにデータ活用機会の多い健康診断書の多くは紙で発行され、受診医療機関や一般健診、健康ドックなど受診コースの違いにより、発行されるフォーマットが異なります。加えて、検査項目も数多くあることから、これまでは健診結果を自動で読み取りデジタル化することは困難でした。そのため、1枚ずつ目視しながらの手入力に膨大な業務時間を費やすことが課題となっており、健診結果の入力代行を行うBPOサービス(※2)の需要が拡大しています。
今回、「DX Suite」に新たに健康診断書モデルを追加したことにより、フォーマットの異なる健康診断書をスキャンするだけで、検査項目別に素早くデジタルデータ化します。これにより、入力に費やしていた膨大な業務時間や入力ミスの削減だけでなく、企業の健康経営を担う新たな施策の実施や保険申込処理のスピード向上による顧客満足度への寄与など付加価値の高い時間創出に貢献します。
(※1) 「新型コロナウィルス感染拡大による健診受診者の動向と健診機関への影響の実態調査結果 2019 年度~2020 年度」出典:(一社)日本総合健診医学会、(公社)全国労働衛生団体連合会
(※2) BPOは「ビジネス・プロセス・アウトソーシング」の略、業務やビジネスプロセスを専門企業に外部委託すること。
健康診断書のAI-OCRデジタル化の具体例
例1:企業内の定期健康診断結果報告書の作成
企業には従業員が受診した健康診断書を元に労働基準監督署へ定期健康診断結果報告書を提出することが義務付けられています。従来は紙で発行される健康診断書を従業員の数だけ目視でチェックし手入力によって集計を行っていました。「DX Suite」のAI-OCRを活用しデジタルデータ化することで、労基署提出用の報告書作成の効率化だけでなく、健診結果を分析し素早く従業員への健康改善に向けた対応につなげることができます。
例2:生命保険会社での新規保険加入の引受査定業務
生命保険の申込時には公平な引受査定のため、選択する商品によって契約者に健康診断書の提出を求めています。従来は査定時に診断書の内容をシステムへ手入力していましたが、「DX Suite」のAI-OCRを活用し入力自動化することで、迅速な引受査定が可能となります。
今後の機能拡充
「DX Suite」は、精度向上とともに対応帳票を継続して追加し、現時点で9種類の非定型帳票に対応しています。今後は、ユーザ自身が帳票上で抽出したいキー・バリューを設定できる項目抽出や、文書や画像に記載されている文字を全てテキストデータに変換する全文読取の搭載も予定しており、さらなる機能拡充によってドキュメント・インテリジェンス(文書管理の最適化)を実現します。
対応非定型帳票:全9種(2021年8月時点)
請求書、領収書、レシート、注文書、給与支払報告書(令和2年度・令和3年度)、住民票、自動車税納付書、賃貸借契約書、健康診断書
■ 「DX Suite」について(https://dx-suite.com/)
「DX Suite」は、AI inside 独自開発の“文字認識AI”を搭載したAI-OCR「Intelligent OCR」と大量帳票を同一フォーマットごとに仕分ける「Elastic Sorter」の機能を搭載した、あらゆる帳票をデジタルデータ化するアプリケーションです。「Intelligent OCR」は、従来のOCRでは読み取りが困難とされた手書き文字も高精度に読み取り、日本語・英語・繁体字・タイ語・ベトナム語に対応しています。また、ユーザが自身の情報をコントロールできるプライバシーコントロール機能も備えており、AIによる学習可否を選択することができます。これまで人が手で入力を行っていたデータ化業務を自動化し、あらゆる企業のDX化や生産性向上に貢献しています。
■ AI inside 株式会社について(https://inside.ai)
AI inside は「世の中の人・物にAIを届け、豊かな未来社会に貢献する」というミッションのもと、AIが隅々まで拡がった社会の実現を目指します。AI inside は、「DX Suite」をはじめとしたAIやアプリを利用できる「Workflows」、ノーコードで誰でも高精度なAIを作成できる「Learning Center」、あらゆるAIを動かす「AI inside Cube」などのサービスにより、誰もが手軽にAIを活用できるプラットフォームを提供しています。
社名:AI inside 株式会社(https://inside.ai)
所在地:東京都渋谷区渋谷3-8-12 渋谷第一生命ビルディング4階
代表取締役社長CEO:渡久地 択
設立:2015年8月
事業内容:人工知能および関連する情報サービスの開発・提供
※文中の製品またはサービスなどの名称は、AI inside 株式会社の商標または登録商標です。
背景
健康診断は年間で2,000万人(※1)近くが受診し、健康診断書は多様な用途で利用されています。
例にあげると、昨今のニューノーマルな働き方が広がる中で、人事労務業務のデジタル化や政府が推進する健康経営への対応が求められていることを背景に、健康診断書は従来の法的な対応に加え、従業員の健康改善につながる施策にも用いられています。
他にも、生命保険の新規申込時には保険会社へ健康診断書を提出するケースがあり、保険会社では受け取った健康診断書の内容をシステムへ手入力し、申込受付手続きを行っています。
さらに、近年ではヘルスケア領域の需要の高まりとともに、マイナポータルでの健診結果の連携や健康管理アプリケーションに登録できるなど、健康診断書の活用機会がますます拡大しています。
このようにデータ活用機会の多い健康診断書の多くは紙で発行され、受診医療機関や一般健診、健康ドックなど受診コースの違いにより、発行されるフォーマットが異なります。加えて、検査項目も数多くあることから、これまでは健診結果を自動で読み取りデジタル化することは困難でした。そのため、1枚ずつ目視しながらの手入力に膨大な業務時間を費やすことが課題となっており、健診結果の入力代行を行うBPOサービス(※2)の需要が拡大しています。
今回、「DX Suite」に新たに健康診断書モデルを追加したことにより、フォーマットの異なる健康診断書をスキャンするだけで、検査項目別に素早くデジタルデータ化します。これにより、入力に費やしていた膨大な業務時間や入力ミスの削減だけでなく、企業の健康経営を担う新たな施策の実施や保険申込処理のスピード向上による顧客満足度への寄与など付加価値の高い時間創出に貢献します。
(※1) 「新型コロナウィルス感染拡大による健診受診者の動向と健診機関への影響の実態調査結果 2019 年度~2020 年度」出典:(一社)日本総合健診医学会、(公社)全国労働衛生団体連合会
(※2) BPOは「ビジネス・プロセス・アウトソーシング」の略、業務やビジネスプロセスを専門企業に外部委託すること。
健康診断書のAI-OCRデジタル化の具体例
例1:企業内の定期健康診断結果報告書の作成
企業には従業員が受診した健康診断書を元に労働基準監督署へ定期健康診断結果報告書を提出することが義務付けられています。従来は紙で発行される健康診断書を従業員の数だけ目視でチェックし手入力によって集計を行っていました。「DX Suite」のAI-OCRを活用しデジタルデータ化することで、労基署提出用の報告書作成の効率化だけでなく、健診結果を分析し素早く従業員への健康改善に向けた対応につなげることができます。
例2:生命保険会社での新規保険加入の引受査定業務
生命保険の申込時には公平な引受査定のため、選択する商品によって契約者に健康診断書の提出を求めています。従来は査定時に診断書の内容をシステムへ手入力していましたが、「DX Suite」のAI-OCRを活用し入力自動化することで、迅速な引受査定が可能となります。
今後の機能拡充
「DX Suite」は、精度向上とともに対応帳票を継続して追加し、現時点で9種類の非定型帳票に対応しています。今後は、ユーザ自身が帳票上で抽出したいキー・バリューを設定できる項目抽出や、文書や画像に記載されている文字を全てテキストデータに変換する全文読取の搭載も予定しており、さらなる機能拡充によってドキュメント・インテリジェンス(文書管理の最適化)を実現します。
対応非定型帳票:全9種(2021年8月時点)
請求書、領収書、レシート、注文書、給与支払報告書(令和2年度・令和3年度)、住民票、自動車税納付書、賃貸借契約書、健康診断書
■ 「DX Suite」について(https://dx-suite.com/)
「DX Suite」は、AI inside 独自開発の“文字認識AI”を搭載したAI-OCR「Intelligent OCR」と大量帳票を同一フォーマットごとに仕分ける「Elastic Sorter」の機能を搭載した、あらゆる帳票をデジタルデータ化するアプリケーションです。「Intelligent OCR」は、従来のOCRでは読み取りが困難とされた手書き文字も高精度に読み取り、日本語・英語・繁体字・タイ語・ベトナム語に対応しています。また、ユーザが自身の情報をコントロールできるプライバシーコントロール機能も備えており、AIによる学習可否を選択することができます。これまで人が手で入力を行っていたデータ化業務を自動化し、あらゆる企業のDX化や生産性向上に貢献しています。
■ AI inside 株式会社について(https://inside.ai)
AI inside は「世の中の人・物にAIを届け、豊かな未来社会に貢献する」というミッションのもと、AIが隅々まで拡がった社会の実現を目指します。AI inside は、「DX Suite」をはじめとしたAIやアプリを利用できる「Workflows」、ノーコードで誰でも高精度なAIを作成できる「Learning Center」、あらゆるAIを動かす「AI inside Cube」などのサービスにより、誰もが手軽にAIを活用できるプラットフォームを提供しています。
社名:AI inside 株式会社(https://inside.ai)
所在地:東京都渋谷区渋谷3-8-12 渋谷第一生命ビルディング4階
代表取締役社長CEO:渡久地 択
設立:2015年8月
事業内容:人工知能および関連する情報サービスの開発・提供
※文中の製品またはサービスなどの名称は、AI inside 株式会社の商標または登録商標です。
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