ETF売買動向＝29日大引け、全銘柄の合計売買代金1773億円

　29日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比30.0％減の1773億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同30.4％減の1515億円だった。

　目立った値動きではＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が6.56％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が5.80％高、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　中国科創板　５０（ＳＴＡＲ５０） <2628> が5.39％高、ｉシェアーズ・コアＭＳＣＩ　新興国株　ＥＴＦ <1658> が3.12％高、上場インデックスファンド海外新興国株式 <1681> が3.06％高と大幅な上昇。

　一方、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> は5.36％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> は4.29％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が200円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金761億8000万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均954億4900万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が184億800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が174億4100万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が134億6400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が114億2700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が57億2700万円の売買代金となった。

株探ニュース