シグマ光機が続急騰で年初来高値更新、レーザー関連技術に思惑◇
シグマ光機<7713.T>が続急騰、一時105円高の1917円まで上値を伸ばし、今月3日につけた年初来高値1891円を払拭、新値街道に復帰した。同社は半導体製造装置用のレーザー関連部品などを供給、高い技術力を強みにメーカーや研究機関向けなどで需要獲得が進んでいる。量子コンピューターに絡む分野では透明な光学素子でレーザビームなど透過光と反射光にわけるビームスプリッターなどを手掛けており、次世代コンピューティング関連の有力株としても頭角を現している。最先端の光技術を有する浜松ホトニクス<6965.T>が筆頭株主であることも思惑を呼んでいる。21年5月期業績は売上高が横ばい見通しながら、営業利益は前期比15%増の8億2000万円予想と2ケタ成長見込み。22年5月期も増益トレンドに変化はなさそうだ。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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