“巻き戻し”が期待される局面・・・!? - ドル円

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最新投稿日時:2021/04/16 10:39 - 「“巻き戻し”が期待される局面・・・!? - ドル円」(武市佳史)

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“巻き戻し”が期待される局面・・・!? - ドル円

著者:武市佳史
投稿:2021/04/16 10:39

◆ 「ネックライン割れ」… - 米10年債利回り


ジリ下げ・・・

昨日発表された「米経済指標」は、軒並み“好内容(小売売上高:過去2番目の伸び/NY連銀製造業PMI:前月比+8.9/新規失業保険申請件数:コロナ禍後の最小)”となりました。
しかし“ドル買い”は限定されるなど、“上値の重さ”が目立っています。
「米10円債利回りは頭打ち」との思惑が、より意識されたからです。

“仕掛け的(海外勢?)”と見られる資金が、昨日は「米国債」に向かったからです。
これを先取りする火曜に、ドル円はNYタイム序盤に“108.607円”へと緩やかに値を落としました。
その後「米10年債利回り」は“ネックライン(1.587%)”を割り込み、NYタイム終盤には“1.52%”へと一時低下する場面も見られています。
こうして「株高・ドル安・債券高(利回り低下)」となった昨日は、“ドル売り”が目立つ展開に終始しました。

◆ ただドル円は「ネックラインを維持」


「拠り所の一つ(米10年債利回りのネックライン)」を割り込んでしまったことを考えれば、“押し目買い”は一旦修正せざるを得ないのかもしれません。
しかし“週初より下方向”を窺い続けてきましたが、本日は“週末”に当たります。
さらに「米景気回復シナリオ」が崩れたわけではなく、「もう一つの拠り所(ドル円のネックライン:108.402円)」も未だ維持されており、徐々に“下げ幅縮小”も見られ始めています。

一旦“様子見”とせざるを得ないものの、本日は“巻き戻し”を期待、少なくとも“下げ渋り”を想定したいところです。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン


上値5:109.507(3/31~4/15の38.2%戻し、20日移動平均線)
上値4:109.442(4/9~4/15の61.8%戻し)
上値3:109.283(4/9~4/15の50%戻し、ピボットハイブレイクアウト)
上値2:109.091(4/14高値、50月移動平均線、4/9~4/15の38.2%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:108.964(4/15高値、200週移動平均線、100月移動平均線、大台、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:108.753(-1σ)
下値1:108.607(4/15安値、ピボット1stサポート)
下値2:108.402(3/23-24安値、ピボット2ndサポート)
下値3:108.339(3/10-11安値)
下値4:108.213(3/8安値、ピボットローブレイクアウト)
下値5:108.113(-2σ)

武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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