鋼材値上げが業績にプラス寄与する
【業務内容】
独立系電炉大手。主力はH形鋼、溝形鋼。海外拠点多く、韓・タイ・米・中東で操業。
【業績面】
2月2日に決算を発表。21.3月期3Q累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比61.7%減の48.7億円に大きく落ち込んだ。
併せて、通期の同利益を従来予想の70億円から40億円(前期は147億円)に42.9%下方修正している。
【トピックスオピニオン】
4月13日(現地時間)、大和工業と米国大手電炉メーカーが形鋼の建値をショート・トン$50値上げした。11月3日以降で7度目の値上げとなり累計の引き上げ幅は$325に達した。
世界的に鋼材需要は堅調で、鉄屑市況も上昇すると予想されるが、米国では形鋼の値上げが先行しておりスプレッドは拡大へ。足元の鋼材値上げは、大和工業の22.3期2Q業績に反映される見通し。
株価は3月初旬から動意づき、2800円どころから4月6日の高値3425円まで上昇。
4月30日に予定されている本決算発表時に、会社側からは22.3月期見通しが示されるものと予想するが、その際に鋼材値上げの影響が業績にどれほど反映されるかを注視したい。
関連銘柄
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