NY株式市場(18日)新規失業保険申請件数は市場予想を上回る増加−フィリー景況指数は市場予想を上回る
18日のニューヨーク株式市場でダウ平均は売り先行で取引が始まりそうだ。
連日で過去最高値を更新しているダウ平均は、引き続き相場の過熱感から利益確定売りが出やすいだろう。まずは前日の上昇分(90ドル)を帳消しにして上昇一服ムードが広がりそうだ。
取引開始前に11−1月期決算を発表したウォルマートは、売上高がアナリスト予想を下回ったほか、今期の業績ガイダンスも冴えない内容となったことから、時間外取引で軟調に推移しておりダウ平均の下押し要因となろう。
同じく取引開始前に発表された週間ベースの新規失業保険申請件数は、86.1万件と市場予想(76.5万件)を上回る増加となったことも相場の重石となりそうだ。
ただ、ニューヨーク株式市場では追加経済対策の早期実現やコロナワクチンの普及によるアメリカ経済の正常化期待は途切れなそう。2月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は23.1と市場予想(20.0)を上回ったことも相場の下支えとなろう。
ダウ平均は、引き続き直近で下値のサポートラインとして機能している5日移動平均線(3万1492ドル)を割れたあとに押し目買い意欲の強さを確認できれば、ひとまずは深押しを回避できそうな1日となる。
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