京急、今期経常を赤字拡大に下方修正

　京浜急行電鉄 <9006> が2月12日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は153億円の赤字(前年同期は263億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の210億円の赤字→243億円の赤字(前期は268億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の72.7億円の赤字→105億円の赤字(前年同期は64.3億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は15.9億円の赤字(前年同期は59.4億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の8.6％→-1.5％に急悪化した。

株探ニュース