楽天、前期税引き前は赤字拡大で着地・10-12月期(4Q)税引き前は赤字縮小、今期業績は非開示

　楽天 <4755> が2月12日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年12月期の連結税引き前損益は1510億円の赤字(前の期は445億円の赤字)に赤字幅が拡大した。なお、21年12月期の業績見通しは開示しなかった。

　同時に、従来未定としていた前期の期末一括配当を4.5円実施するとし、今期の年間配当は未定とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(4Q)の連結税引き前損益は314億円の赤字(前年同期は424億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-11.2％→-8.0％に大幅改善した。

株探ニュース