三井倉ＨＤ、今期経常を12％上方修正・最高益予想を上乗せ

　三井倉庫ホールディングス <9302> が2月2日後場(13:30)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比37.9％増の134億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の138億円→155億円(前期は105億円)に12.3％上方修正し、増益率が31.0％増→47.2％増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の56.4億円→73.4億円(前年同期は39.6億円)に30.1％増額し、増益率が42.5％増→85.4％増に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比66.0％増の53.3億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.4％→8.0％に改善した。

株探ニュース