オイシックス、今期最終を60％上方修正・最高益予想を上乗せ

　オイシックス・ラ・大地 <3182> が1月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結最終利益を従来予想の25億円→40億円(前期は7.9億円)に60.0％上方修正し、増益率が3.2倍→5.1倍に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の0.4億円→15.4億円(前年同期は4億円)に32倍増額し、一転して3.9倍増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年10月22日に公表いたしました2021年３月期通期連結業績予想では、2020年秋以降、段階的に新型コロナウイルスの感染拡大が収束することを前提としておりましたが、当第３四半期累計期間までにおいて、感染症拡大第３波の発生などの影響により、前回予想時よりも食材宅配サービスの需要が高まっている状況が継続しております。　当社においても、想定よりも国内宅配事業を中心に定期会員数およびARPU（月間購買単価）が前回予想以上に伸長し、売上高は前回発表予想を上回る見通しとなりました。　利益面についても、売上高増による利益増に加え、ARPU上昇による物流・配送コストの低減効果により利益率が向上し、前回発表予想を上回る見通しとなりました。（注）本資料に記載されている業績等の予想数値につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因により予想数値と異なる場合があります。