決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … ダイワボウ、フリービット、シーイーシー (12月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の12月10日から11日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　フリービット <3843>
　21年4月期の連結最終損益を従来予想の2億円の赤字→7.5億円の黒字(前期は6.1億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

★No.3　トーエル <3361>
　21年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比52.2％増の5.4億円に拡大し、通期計画の15億円に対する進捗率は5年平均の27.4％を上回る36.1％に達した。

★No.4　東建コーポ <1766>
　21年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比44.0％増の74.8億円に拡大した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3107> ダイワボウ 　　東１ 　 +17.76 　 12/11　　上期　　　-30.28
<3843> フリービット 　東１ 　 +17.73 　 12/11　　上期　　　123.46
<3361> トーエル 　　　東１　　 +4.86 　 12/11　　上期　　　 52.25
<1766> 東建コーポ 　　東１　　 +4.39 　 12/11　　上期　　　 44.02
<1873> 日本ハウス 　　東１　　 +2.53 　 12/11　本決算　　　　8.13

<9692> シーイーシー 　東１　　 +2.39 　 12/11　　　3Q　　　-15.73
<3159> 丸善ＣＨＩ 　　東１　　 +1.37 　 12/11　　　3Q　　　 17.41
<3421> 稲葉製作 　　　東１　　 +0.87 　 12/11　　　1Q　　　 90.39

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース