業績底打ち観測と材料期待から底放れの動きが鮮明に
【事業内容】
自動車用ブレーキチューブ、フューエル(燃料)チューブなど各種チューブや集合配管などを手がけており、国内約4割の高シェアを誇る。海外は世界20ヵ国以上に事業会社を展開し、グローバルサプライヤーとしての地位を確立。新製品および技術開発に積極的で、次世代電池やスパコン「富岳」に採用される冷却水用樹脂配管製品などに特色。
【業績面】
業績面においては11/10に中間決算を発表し、売上高は35.2%減収、営業利益は大幅赤字に転落したが、従来の通期利益を赤字予想から黒字浮上へと上方修正した。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大による工場稼働の低下などで大打撃を被ったが、自動車生産台数の回復が進んできたことで業績はボトムをつけたとみられ、下期からの巻き返しが期待される。
【株価動向】
株価は10/2に年初来安値549円をつけて3月のコロナショック時の安値を割り込んだが、足元では回復に転じ、12/2に200日移動平均線を突破してきた。現在は5月・6月の戻り高値に近い水準に位置し、昨今の自動車部品関連の見直し買いが強まる市場物色の流れとともに底値圏を脱する動きが鮮明になってきている。また、EV関連の物色に呼応する形でリチウムイオン電池に代わる次世代電池への注目も高まっており、改めて同社のマグネシウム電池や全固体電池といった開発力に期待を寄せる向きから、出来高水準も向上してきている。
関連銘柄
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