古河電気工業(5801)決算後の急落から出直り、上昇本格化に期待◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

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最新投稿日時:2020/11/27 08:13 - 「古河電気工業(5801)決算後の急落から出直り、上昇本格化に期待◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆」(加藤あきら)

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古河電気工業(5801)決算後の急落から出直り、上昇本格化に期待◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2020/11/27 08:13

決算後の急落から出直り、上昇本格化に期待

【事業内容】
 住友電工に次ぐ電線大手であり、情報通信分野における光ファイバーケーブル製造で世界トップクラス。電力ネットワークの送電システムなどのエネルギー分野のほか、自動車の電装化に欠かせないワイヤハーネス、エレクトロニクス分野では化合物半導体の素材から放熱・冷却製品なども手がける。他には医療用ポリイミドチューブ、海底送水管や建設用断熱材なども。

【業績面】
 業績面においては11/5に中間決算発表を行い、売上高は22.1%減収、営業利益は1Qに続いて赤字を計上した。あわせて今期業績で非開示としていた経常利益は赤字転落見通しを出して翌日の株価は急落。とくに自動車産業の低迷から電装エレクトロニクス事業が打撃を受けたことに加え、機能製品もデータセンタ関連以外の領域で新型コロナウイルス影響が響く結果となった。一方で、脱炭素化へ向けた新たなプロジェクト参画のもと、エネルギー転換に資する大気中のCO2回収ならびに資源化のシステム開発に取り組み始めている。

【株価動向】
 株価は3/17の安値1620円をつけた後、5/19に前期本決算が市場予想を上振れて着地したことが好感されて水準を大幅に切り上げ、200日移動平均線を回復。6月・7月は2600円を下値に底堅い推移を続けたが、上記1Q決算で新型コロナウイルス影響が予想以上に大きかったことをうけて嫌気売りに遭い、2300円付近までの調整を余儀なくされた。足元では中間決算後の下値調整が一巡し、脱炭素化への関連銘柄物色とあわせて見直し買いが鮮明になってきており、出来高を伴いながら25日線を軽々と突破。上昇本格化の動きが期待される。

配信元: 達人の予想

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