<動意株・2日>(前引け)=小田原エンジ、トプコン、ITメディア
小田原エンジニアリング<6149.T>=上値指向鮮明。商いこそまだ盛り上がりを欠いているものの、株価トレンドは急速な上値追い態勢にあり市場の視線が集まっている。同社はモーター用自動巻線機の大手で海外向け実績が高い。特に、自動車向けではハイブリッドカーや電気自動車(EV)の駆動・発電機用モーター分野に傾注しており、同関連株として存在感を示している。世界的な脱炭素社会への取り組みが加速するなか、中国では2035年に新車販売における環境対応車比率を100%とし、従来型ガソリン車を全廃する方向にある。これにより同社の収益環境には強い追い風が吹くとの見方が、足もとの買い攻勢に反映されている。時価総額150億円前後と小型で株価も足が速く、7月22日につけた年初来高値2810円も視野に入ってきた。
トプコン<7732.T>=マドを開け急伸。同社が前週末10月30日取引終了後に発表した20年4~9月期決算発表は営業損益が7億6800万円の赤字だった。ただ、今期業績が苦戦している状況は株価に織り込みが進んでおり、今回の上期決算については事前の市場コンセンサスを上回った。4~6月期時点では23億2200万円の赤字であり、損失幅が大幅に縮小したことを評価して株価は6日ぶりに満を持して急反発に転じる形となっている。信用買い残もここ3カ月間で整理が進んでいた。直近信用倍率は1.5倍で株式需給面からも上値に重さがない。
アイティメディア<2148.T>=切り返し急。同社はIT系などを中心としたニュースサイト運営を主力展開するが、最近は「ねとらぼ」をはじめとした非IT系メディア育成にも力を注ぎ業績は高成長路線を走っている。前週末10月30日取引終了後、21年3月期業績予想の上方修正を発表、売上高は従来予想の58億8800万円から63億8000万円(前期比21%増)に、最終利益は9億5000万円から11億2000万円(同44%増)に大幅増額しており、これを評価する形で投資資金の流入が加速した。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に展示会やイベントをオンラインで行うデジタルイベント関連の収益が想定を上回る伸びを示し、業績に反映されている。株価は75日移動平均線を足場に一気に戻り足を強める展開に。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
トプコン<7732.T>=マドを開け急伸。同社が前週末10月30日取引終了後に発表した20年4~9月期決算発表は営業損益が7億6800万円の赤字だった。ただ、今期業績が苦戦している状況は株価に織り込みが進んでおり、今回の上期決算については事前の市場コンセンサスを上回った。4~6月期時点では23億2200万円の赤字であり、損失幅が大幅に縮小したことを評価して株価は6日ぶりに満を持して急反発に転じる形となっている。信用買い残もここ3カ月間で整理が進んでいた。直近信用倍率は1.5倍で株式需給面からも上値に重さがない。
アイティメディア<2148.T>=切り返し急。同社はIT系などを中心としたニュースサイト運営を主力展開するが、最近は「ねとらぼ」をはじめとした非IT系メディア育成にも力を注ぎ業績は高成長路線を走っている。前週末10月30日取引終了後、21年3月期業績予想の上方修正を発表、売上高は従来予想の58億8800万円から63億8000万円(前期比21%増)に、最終利益は9億5000万円から11億2000万円(同44%増)に大幅増額しており、これを評価する形で投資資金の流入が加速した。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に展示会やイベントをオンラインで行うデジタルイベント関連の収益が想定を上回る伸びを示し、業績に反映されている。株価は75日移動平均線を足場に一気に戻り足を強める展開に。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
関連銘柄
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