要注意！日本株警戒局面入り【西村剛】

株価下落の背景は・・・

もしかすると・・・日本株暴落の可能性が出てきたのかもしれません。

というのも、24日の後場の日本株市場で株価が急落したのです。
株価下落の背景は「欧米株の下落」です。
日本では比較的対策がうまくいき、抑えられているコロナウイルスですが、欧米では再度感染拡大懸念が広まりつつあるようです。また米国においては11月に大統領選挙を控えていますが、選挙が近づくにつれ、トランプ大統領の敗戦危機が高まりつつあります。

未だ米国株市場では土壇場でやはり現職大統領の支持率が回復しトランプ氏再選の可能性が高いと考えていた投資家が、もしかするとこのままトランプ氏が敗れるのではないか・・・という懸念からリスク回避的に株式を売却しているのかもしれません。

・コロナウイルスの感染再拡大懸念
・トランプ大統領の敗退懸念

このふたつの懸念が強まったことが、今の欧米株の弱さに繋がっているのではないかと考えています。

日本株に関しては今のところマザーズを中心にまだ上昇トレンドが続いていると考えますが、欧米株式市場が不安定な動きに入っていたため日本株も要警戒局面に入った可能性があると考えます。
予想外の急落に備えつつ気を引き締めてトレードに臨んで下さいね。