ETF売買動向＝14日大引け、全銘柄の合計売買代金1521億円

　14日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比28.2％減の1521億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同29.0％減の1315億円だった。

　個別ではグローバルＸ　ＭＳＣＩスーパーディビィデンド <2564> が新高値。ダイワ４００インバースインデックス <1465> 、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> 、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> 、ダイワ上場投信－日経平均インバース・インデックス <1456> 、日経４００インバース <1471> など16銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> が5.63％高、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が4.14％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> が3.06％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＺＡＭ　カーボン・エフィシェント指数 <2567> は21.74％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.78％安、ＵＢＳ　ユーロ圏小型株 <1388> は3.88％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が152円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金860億7400万円となり東証全銘柄で3位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1233億9000万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が196億5700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が75億5100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が35億1300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が33億5000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が28億5900万円の売買代金となった。

株探ニュース