◆ 「超緩和策の長期維持」が示唆されるも…? - 下落の後、急反発
『平均2%の達成を目指す(一定期間内であれは2%超も容認)』
注目のパウエルFRB議長講演は、「超緩和策の長期維持」を示唆する内容となりました。
このためファーストアクションは“ドル売り”となり、ドル円は一時は“105.598円”へと押し下げられました。
しかし「想定の範囲内」ということもあり、次第に「米景気回復を後押し」との見方が強まっていきました。
“株高・債券安(金利は上昇)”が促される中、一転して“ドル買い”が優勢となり、“106.701円”へと上値を拡げていきました。
◆ 「高いところを付いていく」は手控えなければならないが…?
現行水準(2週間ぶりのドル高)を考えれば、特に東京タイムは“実需絡みのドル売り”が頭をもたげると見るのが自然です。
しかし「米景気回復に後押し」へとつながりやすくなっているだけに、“株高・債券安”にけん引されて「リスク選好姿勢」は継続しやすくなっています。
波乱要因は「トランプ米大統領演説」「安倍首相会見」ですが、それのみで反転するというのも…?
本日は週末ですので、「さらなる上値追い」には懐疑的です。
このため「高いところを付いていく」は手控えなければならないと考えますが、「大きくは崩れない」を意識しながら、「次なる動意」を模索したいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:107.285(7/22-23高値)
上値4:107.045(8/13-14高値、100日移動平均線、20週移動平均線、大台、ピボット1stレジスタンス)
上値3:106.928(100月移動平均線、+2σ)
上値2:106.701(8/27高値、日足・一目均衡表先行スパン下限)
上値1:106.697(月足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:106.564(50日移動平均線)
下値1:106.442(週足・一目均衡表基準線)
下値2:106.172(週足・一目均衡表転換線)
下値3:106.091(8/19~8/27の38.2%押し、20日移動平均線)
下値4:106.000(大台)
下値5:105.902(8/19~8/27の50%押し、日足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
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