10日午前の東京市場でドル・円は、105円70銭台で推移。さきほど発表された中国の7月消費者物価指数と生産者物価指数はいずれも市場予想をやや上回った。中国におけるインフレ鈍化の懸念は多少緩和されており、リスク回避的なドル売り・円買いにつながる可能性は低いとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円73銭から105円96銭、ユーロ・ドルは1.1774ドルから1.1795ドル、ユーロ・円は124円67銭から124円92銭。
■今後のポイント
・米国などにおけるウイルス感染拡大を懸念
・米中対立の長期化懸念
・米雇用情勢のさらなる改善は期待薄との見方
・NY原油先物(時間外取引):高値41.70ドル 安値41.17ドル 直近値41.59ドル
<FA>
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・米中対立の長期化懸念
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